【号外】アメリカ・ダウ平均2,231ドル安を受けて


※この記事は、4月5日(土)に株の学校ドットコム無料メール講座に向けて配信した号外メールの内容をそのまま掲載しています。


 

下落が加速しています。

日経平均株価が2日続けて1,000円近くの下落を続けましたが、アメリカのダウ平均株価も4月4日金曜日になんと2,231ドル安となり、トランプ大統領による関税引き上げ政策の影響をもろに受けてしまいました。

まず、この動きを見て驚いている人もいるかもしれませんが、安心してください。

マーケットではこのような動きはよくあることで、むしろ私たちトレーダーは「やっと調整した」「まだまだ続くかもしれないな」「この調整のあとの相場が楽しみだ」という感覚を持っています。

同じように考えてください、といっても難しいかもしれませんが、まずは、「焦る必要はない、安心してください」ということを伝えたいと思います。

その上で今後考えられる動き、そして対応について、現時点で考えられることをお伝えします。

まず、今後の動きですが、おそらく月曜日に日本の株は下落して始まると思います。その後、反発するか、さらに下落するのかは今のところわかりませんが、過剰な反応がしばらく続き、多くの人が「もうダメだ」と思ってから一度、反発すると思います。

そして、その後については、2通りが考えられます。

1つめは、底を確認して上昇に転じる。強い企業業績を受けて、ここからまた上昇トレンドに入っていく。これが1つめです。

2つめは、逆資産効果で株価が下落し続ける。株価が高いことによって支えられていた消費が冷え込み、企業業績に影を落とすことです。

この2つが考えられます。

上昇するのであれば大きなチャンスになり得るので、そこでしっかりと稼ぐことができますし、下落が続くようであれば、それは受け入れた上で下落相場に合わせた稼ぎ方をすることができます。

これがトレーダーの良いところです。もちろん、横ばい相場になっても同様です。

どんな相場でもワクワクしながら利益を上げられる。それを多くの人に知ってほしくて、この活動をしていると言っても良いくらいです。

話が逸れました。

シンプルにまとめると、今後の動きは、上がるか下がる(横ばい含む)か、ということになります。そして、どちらになったとしても稼ぐ方法はあるので、楽しみにしながら準備をしておきましょう、ということです。

「そうは言っても来週どうすればいいのか?」という不安もあると思います。かくいう私自身、「反発するかな」と考えて買いポジションを持ったままです。

これについては、月曜日の動きにもよりますが、寄り付きでロスカットをすることになると思います。もし同じように買いポジションを持っている人は、同じように損切りすることをお勧めします。

その後は、いまは荒れている相場なので、基本的には様子見がお勧めです。

場中を見られる人で、経験値が高く、自信のある方は、ご自身のルールに則って反発を狙うのも良いでしょう。場中を見られない人は、様子見が良い局面です。

月曜日の寄り付き後、もしくは火曜日以降に反発していくかもしれません。でも、その場合も基本的には様子見。反発を狙うルールがある場合のみ、資金管理をしっかりした上で反発を狙う、ということを徹底してください。

長くなりましたので、まとめます。

まず、焦ることなく落ち着いてください。買いポジションのある場合はロスカットして様子見です。反発狙いは経験値のある方のみお勧め。

さらに考えてほしいのは、

  • 調整後の相場で大きく稼ぐ
  • その準備(勉強)をする

ということ。

大きな動きの後には必ずチャンスが来ます。多くの人が「株なんてもう嫌だ」と感じる時に仕込み、みんなが参入してくる時にしっかり稼ぐ。そんなことができるチャンスでもあります。

過度に不安になることなく、目先は損切りになるかもしれないけれど、その後で稼げばいい。むしろ、いま損してないのであれば、さらにラッキー!

そんな前向きな気持ちで、勉強し、来週以降の荒波相場でも一緒に進んでいきましょう。

(2025年4月5日 土曜日 15:00配信)


 

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窪田 剛